チュートリアル10

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目次

チュートリアル10 WebApp Layer WebApp Layer メッシュデータのビットイメージ化

メッシュデータ(グリッドデータ)はラスターデータとも呼ばれるように、Webコンテンツとして一般的に使われるビットイメージデータ形式(PNGやJPEGなど)とほぼ同等の形式です。そこでメッシュデータを動的にビットイメージコンテンツ(PNG形式)化し、地図画面上に表示するWebAppを構築してみます。性能面でのメリットがあります。

特徴的なコードはレイヤーに紐付いたwebAppにあります。




使用するデータ

地理院がこちらのページで公開するジオイド高データ(TEXTデータ)を使用します。

実際に使用するデータ

このデータの詳細な仕様は上記サイトで配布されているパッケージ同梱文書(asc取扱説明書.pdf)に記載されていますが、基本的にはテキストのRaster形式です。

データ形式としては、カンマ区切りでなく空白文字区切り 一つのRaw(桁)が1行で終結せず、255文字で改行される点が注意点です

データの内容としては、グリッドデータの原点の定義と、それをビットイメージ画像として可視化したときの原点との違いに注意が必要です。(下記2点)

  • Y(緯度)軸の向きが逆のため、元のラスターデータの原点は南端、ビットイメージの原点は上端、
  • ラスターデータの原点は、それをビットイメージとして可視化したときのピクセルの中心位置なのに対し、ビットイメージを配置するときの原点はピクセルの左上隅
  • Raster.png 説明図svg

mesh3.html

これまでと特に変わったところはありません。

Container.svg

これまでと特に変わったところはありません。

rasterMesh.svg

  • WebAppが(下記rasterMesh.html)が紐付けられた空白のコンテンツです。
  • 表示とともにwebAppのウィンドが出現するように指定しています。
  • これまでと特に変わったところはありません。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<svg  xmlns="http://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink" viewBox="-42.8202042942663, -49.9999999999999, 513.842451531196, 600" xmlns:go="http://purl.org/svgmap/profile"  xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#" xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/" property="Local government codes" data-controller="rasterMesh.html#exec=appearOnLayerLoad">

<globalCoordinateSystem srsName="http://purl.org/crs/84" transform="matrix(100,0,0,-100,0,0)" />
</svg>

rasterMesh.html

  • onload=async function()
    • svgMap.setShowPoiProperty( customShowPoiProperty, layerID);
      • 紐付いたレイヤーのオブジェクトをヒットしたときに出現する処理に独自のコールバック関数(customShowPoiProperty)に指定する
      • customShowPoiProperty
        • ヒットしたオブジェクトのcontent属性にある市区町村コードをKeyにしてlgDictionaryを辞書引き、自治体名を求める
          • 一つのメッシュに複数の自治体が属しているケースがある点に注意
        • svgMap.showModal(html,400,180); 用意したhtmlをSVGMapフレームワークのモーダルダイアログに渡す
  • async function loadLGdictionary(){ // 自治体名辞書を作る
    • lgDictionary={};//市区町村コードをKeyとした自治体名辞書
  • function buildMeshTileSvg(meshs, sourceID){
    • rect.setAttribute("content",meshNumb+","+meshs[meshNumb].join(" "));
      • meshs[meshNumb] 市区町村コード
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